お客様の声
東北江南株式会社様へのインタビュー記事です。

"「現場の課題を一緒に解決する」工場DXのパートナーとして"
東北江南株式会社
遠藤 敏晶 様 代表取締役社長
製造現場の課題解決に向けた確かな一歩
明確な課題認識からスタート
当社は、樹脂を専門とする工業用部品の製造・販売を行っている会社です。ホームページなどでは、「工業用プラスチック製品の製造販売」と記載しています。
私は代表取締役としての役割の他に、ITや情報機器管理も担当しています。社内のシステムまわりについては、私と他2名の3人で行っており、ちょうど明日、新しいメンバーも加わる予定です。

スムーズな導入に向けた綿密な準備と対応
出会いはオンラインマッチングから
はい、そうです。当時は「今どきのIT会社さんだな」という印象でした(笑)。ですが、こちらの要望を丁寧に聞き取ってくださって、ちゃんと汲み取ってくれるという安心感がありました。
ちょっと案内が長くなってしまったかもしれませんが、当社には工場が8つありまして、どうしても見ていただく範囲が広くなるんです。
それでも、発注前の段階からわざわざ東京から福島までお越しいただき、実際に現場を丁寧に見てくださったことは、本当にありがたかったです。
信頼できるパートナー選びの決め手
他の会社さんは、自社の既存システムや製品を「これも一緒にどうですか」とどんどん追加してくる感じだったんです。でも、私たちが求めていたのは、もっと現場に合ったシンプルなもの。御社は私たちの話をちゃんと聞いてくれて、希望を尊重して提案してくれました。「ここなら安心してお願いできる」と思えたのが、決め手ですね。
現場の運用を見据えた実践的な提案
ネットワークの問題が発生して、少し間が空いてしまった時期がありました。でも、その後はスムーズでしたし、画面数も少なくシンプルな構成だったので、思った以上に早く形になりましたね。
とくに問題なかったですよ。すぐ電話で解決するようなことばかりではないですが、1日2日でちゃんと対応してくれていたので、全くストレスはありませんでした。
想定外の課題にも柔軟に対応していただきました
いえいえ。むしろ、しっかり対応いただけたと思っています。通信事業者とのやり取りや、代替案の検討など、柔軟に対応していただきましたし、結果的には無事に納品できたのでよかったです。

確実な成果と更なる可能性
現場での具体的な改善実感
実際にシステムは使用されています。ログ画面を見れば、それは確認できます。ただ、導入してすぐに変化が出るものでもないので、本当の効果はこれから見えてくるのかなと思っています。
段階的なDX推進への期待
今後は、検査工程の記録もデジタル化したいですね。これまでは図面にチェックマークをつける程度でしたが、今後は測定値を具体的な数字で残していきたいという要望があります。種類が多い製品なので、できるだけ直感的に記録できる仕組みが理想です。タッチペンを使ったような入力方法が合っているかもしれません。
そうですね。検査担当者がPDFを開いて、測定値を直接記入できるようにしたいですし、不良品の原因特定にもつながると思います。そういった面でも、今後のDX推進に向けて引き続きご協力いただけたらと思っています。
こちらこそ、引き続きよろしくお願いいたします。