お客様の声
株式会社アツラエ様へのインタビュー記事です。

"「社内発のコンテンツを“自社の資産”に」SEO強化を見据えたCMS移行プロジェクト"
平井 様/具志堅 様 マーケティングチーム
noteから自社ドメインへ──情報発信の新しい形へ
プロジェクト立ち上げの背景
アツラエは、モバイル・Webアプリのデザインや開発、UI/UX設計、サービスコンセプトづくりまで、クリエイティブとテクノロジーの両面からお客様の課題解決を支援している会社です。ユーザー視点の企画立案から実装まで一貫して対応しています。
これまでアツラエでは note で、Apple 製品にまつわる Tips や健康経営に関わる取り組み、アツラエの社内イベントの様子などを発信してきました。しかし、これらコンテンツが外部プラットフォームに蓄積されていくことは、長期的に見て自社の資産になりにくいと感じていました。
また、潜在顧客への導線をより最適化し、戦略的に情報発信をしていきたいと考え、自社ドメイン配下でオウンドメディアを構築することにしました。
microCMSを選んだ理由
ブログ運用は3名体制なので、“少人数でも無理なく続けられること”が最重要でした。noteで使っていた基本的な機能を踏襲しつつ、シンプルで直感的に編集できる点に魅力を感じました。また、静的サイトとして公開できる安心感や、WordPressのようにセキュリティリスクを抱えなくて良い点も大きな決め手でした。ヘッドレスCMSの柔軟性は、今後の拡張にも対応しやすいと考えました。

実運用を見据えた確かな設計と提案力
ニチコマとの出会い
要件定義の段階から“実運用で起きること”を踏まえて提案していただけたのが印象的でした。読み込み速度のためにキャッシュをどう扱うかなど、具体的な論点を早い段階で整理していただき、方向性がすぐ固まりました。受け身ではなく、一緒に考えてくれる姿勢を強く感じました。
スムーズな要件整理と設計
実際の運用で起こり得るケースを見越して、早い段階から選択肢を提示してくださった点です。長いタグ名が発生した場面など、「この場合どうしますか?A案B案C案」と複数案を用意してくれたことで、判断が非常にスムーズでした。
自分たちで書き続けられる運用性です。以前は外部ライターさんにお願いしていた時期もありましたが、自社の製品や考え方を正しく言語化するためには、自分たちで記事を書けることが大切だと考えています。だからこそ、ノンエンジニアでも迷わず更新できる編集画面は必須でした。
コミュニケーションのしやすさとスピード感です。Slackのレスポンスが速く、必要な論点を先回りで整理していただけました。技術的な説明も非常にわかりやすく、社内の意思決定が進めやすかったです。価格面でも納得感があり、トータルで“安心して頼める”という印象がありました。
柔軟でスピード感ある対応
良い意味で“ぬるっと始まってぬるっと終わった”印象でした(笑)。大きな段取りで止まることなく、その場その場で必要な論点を解消しながら進めていただいたので、ストレスなく進行できました。
運用ルールと実装をどこで分けるべきか、という境界を一緒に整理できた点です。CMS側で制御するか、運用で吸収するかを話し合いながら決められたので、公開後の運用イメージが非常に明確になりました。

継続的な発信を支える仕組みづくり
資産化するブログへの第一歩
自社ドメインにコンテンツが積み上がっていく運用に切り替えられたことは大きな一歩です。現在、Web全体の新陳代謝も進めているため、別のプロジェクトとも連動しながら、更新性や改善の仕組みをさらに強化していきたいと考えています。社内リソースが足りない場面では、またご相談させていただくことになると思います。
最後に
レスポンスも提案も速く、技術的な説明もクリアで、とても安心感があり、イレギュラーな場面を含めて“常に一緒に考えてくれる会社”という印象が強いです。